これからの少子高齢化・人口減少社会の中で福祉はよりいっそう、その価値を発揮することになります。
それは、福祉が、福祉以外の多様な専門性を必要とする時代でもあります。
地域やまちづくりに興味がある方々、芸術・文化・食・農業といった異職種の方々が、
分野の垣根を越えて集まり、個々が持っているキャリアを活かし、融合する場が「ゆうゆう」にはあります。
障がい者・子供・高齢者・生活困窮世帯と呼ばれる方々に対する専門的な支援から、地域のインフォーマルな支え合いの担い手となる地域住民に対する研修・養成、地域共生社会を掲げ、地域の力を活かした新しい事業の創造を目指す厚生労働省の研究事業、芸術文化活動の中間支援、北海道医療大学と包括連携協定を結び学生の知識と現場実践力の養成を支援する人材育成事業など、幅広く活動しています。
「ゆうゆう」は、相互に支えあいながら若くして成長していくことが出来る法人です。それぞれのキャリアを持った平均年齢30代前半の若い職員たちが集まっているので、職員同士で支え合いながら問題に向き合い、共に成長をしています。福祉以外のキャリアの方でも、自分がもっている専門性をいかして色々な対象の人たちに対しケアできる力を発揮していただいたり、ゆうゆうのチャレンジを社会に発信したりと、それぞれの活躍の場をもつことができます。
どの事業所も、職員同士が顔を合わせると自然とコミュニケーションが生まれます。「今日〇〇さんがこんな表情をしてくれた!」「上手くサポートに繋がりました!」など、嬉しいことは率先して共有しています。時には仕事に行き詰まってしまう事もありますが、どんな些細な悩みにも真剣に向き合ってくれる心強い味方がたくさんいます。
「ちゃんとご飯食べているかい?」「悩んでないかい?」と、実家のお父さん・お母さんのようにいつも温かく見守ってくれる地域の方がいます。そんな地域の方々と共に、私たちは事業を展開しています。福祉の専門家だけがすべてを担うのではなく、「困ったときはお互い様」と手を差し伸べて頂くこともたくさんあります。
職員同士プライベートも仲が良く、同期や先輩後輩と交流の機会が多いです。仕事後の外食・休日のバーベキュー・野球やスキーなど、全国各地から移住者が多いゆうゆうですが、ホームシックにならず充実した生活を送っています。仕事の疲れやストレスも、ホッと出来る時間がある事でリフレッシュに繋がります!